旧暦の知恵

旧暦を感じて生きる

私たちはの日付の観念は、ほんの少し前まで、太陰太陽暦(天保暦=旧暦)で暮らしてきました。

日本では、明治5年(1872年)に太陰太陽暦を廃して翌年から太陽暦(グレゴリオ暦=新暦)を採用することが布告されました。

ですから、いまは太陽を軸にした世界共通の暦ですね。
一ヶ月が30.31日ある。

グレゴリオ暦の1873年1月1日に当たる日が明治5年12月3日。 その日を明治6年1月1日とすることなどを定められ、明治5年の12月3日が明治6年の新年になったわけです。

明治5年12月2日まで使用されていた天保暦は旧暦と呼ばれるようになったのです。(明治の改暦)

中国や台湾などいまも太陰太陽暦ですね。月の運行を軸にした暦ですから、農民暦とも言われ、作物を作る上で、種付けから収穫の暦として用いられています。

現在も、神祭り、稲作儀礼、、、米の収穫を祝い、祈願する祭りなど全て旧暦で日程を決めます。

奄美では、正月に豚を煮て食べる風習があります。暮れに豚をさばき、正月用に支度をします。正月料理のサンゴンや塩漬けした豚をツワブキと煮る料理などがあります。いまも、変わらない食文化です。

旧暦を軸とする中国に縁のあるバリ島では、210日に一度の祭礼「ガルンガン」の祭りが行われたようです。

ガルンガン(Galungan)とは

210日ごとに巡ってくるバリヒンドゥーの祭礼日です。 世の中の善(ダルマ)の悪(アダルマ)に対する勝利を記念する祝日と言われており、各家の家寺や村の寺院に天上界の神々や自然霊、祖先霊が降り立ち、人々は供物でもてなし、祈りを捧げます。 祖先霊が各家庭に帰ってくる事から、日本のお盆のような宗教行事と言われる事もあります。

クニンガン(Keningan)とは

ガルンガンの日から10日後の祭日で、この日の正午に、地上に降り立った神々や自然霊、祖先霊が天上界に換える日と言われています。

昔、バリの王様が中国のお姫様と結婚したので、バリ島には中国の文化が無数に点在しているそうですよ。

奄美の原初的な風習や風土、食文化、中国、台湾、タイ、インドネシア、バリ、、、インド。

共通点をたくさん感じます。

月の運行を軸にした旧暦を生きる価値観、太陽に感謝し生きる価値観などアミニズムやシャーマニズムが寄り添いますね、、、。

自然に感謝し生きる価値観と知恵を私たちは、学びなおし、いまを生きる知恵に変換する。

そこには、 豊かさの処方箋がありました。

料理レシピ

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「島豚と野菜煮」※山中順子のアレンジ料理です。

  1. 塩漬けした豚足を圧力鍋で煮る
  2. 茹で汁でキャベツやお好みの野菜とウインナーをいれ煮る
  3. 塩、胡椒で調整して出来上がり